住んでからでも遅くない家具選び

新築住宅を取得するときには大きな金額が動くので、金銭感覚が鈍ってしまいがちです。三重の住宅ローンや諸費用は支払わなくてはならない必要経費です。出費のうち、せめて引越費用や家具・家電の購入費用だけでも抑えたいものですが、新居取得のタイミングで新調したくなる気持ちも当然です。ところが、入居前に購入すると失敗する可能性があるのです。購入した家具を配置してみると、予想外に大きい、高さのバランスが悪い、壁紙や床の色と合わない、などの問題が出てきます。また、近年ではLEDや間接照明が主流となり、家具の色によっては部屋が暗く見えることがあります。部屋の寸法を図面上では把握していても、実際に住み始めてみないと距離感・広さ・明るさなどを体感することはできません。せっかく手に入れた新築住宅です。以前使用していた家具・家電で生活しながら、必要だと思ったら購入する、不要だと思ったら捨てるくらいの考えで、居心地の良い住環境をゆっくりと実現したいものです。

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