新築時住宅ローン控除のメリットを最大に活用するには

新築住宅購入時の減税制度の中で、有名なのが住宅ローン減税です。
住宅ローンの残債の1%を10年間、所得税と住民税から控除してもらえ、1年間の上限は40万円、10年間控除されるので、最大で400万円も控除されることになります。
もともとはローンの金利負担を補助するための制度ではありましたが、現在は低金利で1%未満の住宅ローンも増えているため、逆にローン金利よりも控除による戻りの方が多くなる場合もあり、メリットが大きいと言えます。
そのため新築購入時に組む住宅ローン以外に、例えば車のローンなどがある場合は、住宅の頭金をなしにしても車などのローンを先に払ってしまうことが肝心です。なぜなら車やその他のローンの方が確実に金利が高く、減税制度もないからです。
その分住宅ローン減税は上限の4000万に近い額でローンを組んだ方が控除額が増えるので、結果得になります。
新築購入時にできるだけ頭金を…と考えるのが通常だと思いますが、頭金よりもその他のローン返済を先に済ませておくことをおすすめします。

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